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初心者のためのペンタブレットガイド|デジタルイラストを始めるならどれを選ぶべき?

ma-kuimono
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こんにちは、まーくいものです!

この記事はデジタルイラストを描きたい・描き始めた方がペンタブレット選びの参考になればと思い書きました。

僕はこの記事を書いてる時点で、絵を描き始めて2カ月になりました。

最初は板タブで描いていたのですが、全然慣れなかったので液晶タブレットとipad、どちらを買うかで悩んでました。結論から言うと僕はipad Pro 13インチ(M4) を買いました。


個人的な意見も書いてますが、タブレット選びで悩んでいる方の参考になればと思います。


13インチiPad Pro Wi-Fiモデル 1TB(標準ガラス搭載)- スペースブラック + 2年延長 AppleCare+ for 13インチiPad Pro(M4)

1. ペンタブレットとデジタルイラストの基本

デジタルイラストを始めるために必要な物は、従来の紙とペンではなく、コンピュータやタブレット、そしてそれに対応した専用のツールです。これから、初心者でも分かりやすいように、デジタルイラストの仕組みとペンタブレットの役割について詳しく説明していきます。

デジタルイラストとは?

デジタルイラストとは、パソコンやタブレットを使用して描かれるイラストのことを指します。従来のアナログな方法、つまり紙と鉛筆を使ったイラストとは異なり、描いた線や色を簡単に修正したり、別のレイヤーを追加して作業を進められるため、効率的に作業ができるのが特徴です。例えば、アナログの絵では一度描いたものを消しゴムで消して修正しなければいけませんが、デジタルでは「戻る」ボタンを押すだけで簡単に前の状態に戻れます。

また、色のパレットを自由に変えたり、グラデーションや特殊なブラシを使って質感の異なる表現を行うことも可能です。こうした機能により、プロのアーティストだけでなく、趣味でイラストを描く人にも広く利用されています。

ペンタブレットとは?

ペンタブレット(通称ペンタブ)は、デジタルイラストを描くための専用ツールです。アナログの紙と鉛筆の代わりに、ペンタブを使ってデジタルの画面に絵を描くことができます。基本的にペンタブはペン型のスタイラスと板状のタブレットで構成されています。ペンタブには大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 板タブ(ペンタブ): 画面のないタブレットで、別のモニターを見ながら描くスタイルです。ペンタブレットの中でも最も安価な選択肢です。
  • 液タブ: 画面に直接描けるタイプのタブレットです。手元を見ながら描けるため、紙に描く感覚に近いです。
  • iPad: タブレット型のコンピュータで、専用のApple Pencilを使って絵を描くことができ、その他の用途(アプリの使用やWeb閲覧など)にも使用可能です。

これらのペンタブレットは、全てが同じように見えても、それぞれに特有のメリットとデメリットがあります。

2. ペンタブレットの種類とそれぞれの特徴

デジタルイラストを始める際に最初に迷うのが、どのペンタブレットを選ぶべきかということです。それぞれのペンタブレットには特徴があり、使い方や慣れに応じて自分に合ったものを選ぶことが大切です。

板タブ(ペンタブ)について

板タブ(ペンタブ)は、画面がないタイプのタブレットで、別のモニターを見ながら描くデバイスです。手元のタブレットでペンを動かし、その結果がモニターに表示されるというスタイルです。最初は手元と目の位置がズレる感覚に慣れる必要がありますが、使いこなすと非常に効率よく作業が進められます。

板タブのメリット
  • コストが低い: 板タブは他のペンタブに比べて価格が安く、初めてデジタルイラストを描く人にとって気軽に始められるのが大きな魅力です。特に、予算に限りがある場合は板タブが良い選択です。
  • 姿勢が保ちやすい: 板タブは、モニターを見ながら手元で操作するため、自然と正しい姿勢を保ちやすいです。デジタルイラストは長時間作業することも多いので、姿勢が崩れにくいことは体の負担を軽減する上で重要です。
板タブのデメリット
  • 慣れが必要: 手元に描いた動作がモニターに反映されるため、最初は目と手の感覚が分かれてしまい、違和感を感じることが多いです。しかし、慣れてくれば滑らかに描けるようになります。また、慣れてくると、液タブやiPadで手が視界を邪魔することに逆に違和感を感じる人もいます。

液タブについて

液晶タブレット(液タブ)は、モニターとしての機能を持つタブレット型のデバイスで、画面に直接ペンで描くことができるため、紙に描く感覚と非常に似ています。そのため、初心者でも直感的に使用しやすいとされています。

液タブのメリット
  • 直感的に描ける: 画面に直接描くことができるので、視線が手元と一致し、紙に絵を描く感覚に近いです。これにより、初心者でも迷うことなく自然に作業に移ることができます。さらに、フルラミネーション加工などにより視差(ペン先と実際の描画位置のズレ)が少ないモデルを選べば、より自然な描き心地を楽しめます。
液タブのデメリット
  • 価格が高い: 板タブに比べて高価なものが多く、特に高解像度・高性能なモデルを選ぶとさらにコストがかかります。プロのイラストレーターやデザイナーに向いていますが、趣味で始める場合は価格がネックになるかもしれません。
  • 持ち運びに不便: 液タブはモニター一体型で重量があり、配線やスタンドが必要なため、持ち運びには向きません。デスクに置いて固定して使用することが多く、自宅やスタジオでの使用が主な用途になります。

iPadについて

iPadは、Appleのタブレット型コンピュータで、デジタルイラスト以外にもさまざまな用途に使える汎用性の高いデバイスです。iPadには専用のスタイラスであるApple Pencilが対応しており、紙に描くような感覚でイラストを描くことができます。

iPadのメリット
  • 多用途に使える: iPadは絵を描く以外にも、動画を見たり、音楽を聴いたり、Web閲覧をしたりと、日常的に使用する多機能デバイスです。そのため、イラスト以外の用途も考えるなら、非常に便利です。
  • 持ち運びが簡単: iPadは軽量でコンパクトなため、持ち運びに優れており、外出先でも気軽にイラストを描くことができます。充電しておけば、カフェや旅行先でも作業が可能です。
iPadのデメリット
  • 価格が高い: iPadは他のペンタブレットに比べて価格が高めです。また、Apple Pencilは別売りで、iPad自体のモデルによって価格が異なります。ただし、iPadはイラスト以外にも使用できるため、総合的なコスパは良いと感じるユーザーも多いです。

3. どのペンタブが初心者におすすめ?選び方のポイント

初心者にとって、最適なペンタブレットを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、デジタルイラストを始めるにあたっての選び方のポイントを詳しく解説します。

① 自分の目的を明確にする

まず最初に考えるべきことは、【デジタルイラストを何のために描くのか】ということです。

例えば、プロのイラストレーターを目指すのか、趣味で描くのかによって、選ぶデバイスも異なります。趣味で軽く始めたい場合は、コスパの良い板タブや、普段使いもできるiPadが良い選択肢です。一方、プロを目指して本格的な作品を描くなら、視差の少ない液タブが適しています。

② 持ち運びの必要性

次に考えるべきは、デバイスの持ち運びです。家でしか使わないのであれば液タブや板タブでも問題ありませんが、外出先やカフェでイラストを描きたい場合は、軽くてポータブルなiPadが適しています。

③ スペースや作業環境

また、デバイスを使う際の作業スペースも考慮しましょう。例えば、デスクが狭い場合は、大きな液タブよりもコンパクトな板タブやiPadが便利です。自宅で専用のスペースを確保できるなら、液タブを使っても問題ありません。

4. 初心者におすすめのデバイスは?メリット・デメリット比較

初心者にとって、どのデバイスが自分に合っているのかを判断するために、それぞれのデバイスのメリット・デメリットをもう一度確認しましょう。

デバイスメリットデメリット
板タブ手頃な価格、姿勢が崩れにくい手元と画面が分かれていて慣れが必要
液タブ直感的な描き心地、紙のような感覚高価、持ち運びが不便
iPad持ち運びやすい、多用途に使える価格が高い、画面の反射が気になることがある

5. 実際に使ってみた感想とレビュー

板タブの使用感

初めて板タブを使うと、手元と画面が分かれていることに少し戸惑うかもしれませんが、練習を重ねるとスムーズに描けるようになります。姿勢を保ちやすいので、長時間作業する人にはおすすめです。

僕の場合はワコムのOne by Wacom mediumを2週間と使い続けましたが慣れなくて、このまま違和感を抱えたまま描き続けるより、液タブかipadを使って違和感無く描ける方が良いと思いました。なので人によると思いますがアナログに近い感覚で描ける液タブ、ipadがデジタルに移行してもストレスなくスムーズに直ぐに描き始められると思います。


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液タブの使用感

液タブは画面に直接描けるので、紙に描いている感覚に近いです。視差が気になる場合もありますが、質の高い液タブでは視差が少なく、描き心地が非常に良いです。


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これは家電量販店でワコムのWacom Cintiq 16を触りましたが、アナログに近い感じでいいと思いました。液タブはワコム一択と思ってましたが最近はXP-PenHuion(フイオン)等があるので価格を抑えたい人はこちらを選択肢に入れてもいいと思います。XP-Pen、Huionも店頭で試したかったですが、置いてある店舗が限られてる気がします。

XP-Penの液タブが気になってたので、もし店頭で見つけて触って描き心地を確かめる事が出来てたらXP-Penを選んでいたかもしれません。


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iPadの使用感

iPadとApple Pencilの組み合わせは、非常にスムーズな描き心地を提供します。また、軽量で持ち運びがしやすいため、外出先でも気軽に絵を描けるのが大きなメリットです。

外出先でも描きたい人はipadはいいと思いますが家でしか描かない、本気でイラストを描きたい、PCの前から動かないって人は液タブでもいいと思います。

ソファーや布団で寝っ転がってでも描きたい人がipadに向いてる気がします。

僕は絵を描くのを辞めたとしてもYouTube・SNS、電子書籍も見れて、売る事を考えた時も高く売れると思いipadにしました。

気を付けるのは店頭で必ずApple Pencilでの描き心地を確かめた方が良いです。

ipad airとipad proでは描いた時の遅延が人によっては気になる(違和感)と思います。

ちょっとした事ですが自分は初めはairを買う予定でしたが店頭で実際に描いた感じこの少しの違和感が気になったのでproを買いました。

そして2024年モデルのipad pro (M4)はストレージの大きさでスペックが少し違うので注意が必要です。

6. まとめ:腰を据えてイラストを描けるのなら液タブ/何時でも何処でもイラスト以外の事もしたいのならipad

パソコンも何もない人がデジタルイラストを始めるのなら中古のipadがおすすめだと思います。

パソコン、モニター、人によってはデスクも買わないといけないと思うので、何処でも描けるipadが良いと思います。

これからパソコンでイラストを描き始めたいって人は液タブをおすすめしますが、予算が厳しそうなら最初は板タブでもいいと思います。

板タブは個人的には慣れるのに時間が掛かったので、モヤモヤしながら描く位ならさっさと液タブ、ipad買ってアナログに近い感覚でストレス無く描ける環境を整えた方が良いと思います。

今まで板タブで描いてた人は液タブをおすすめします。

僕は板タブからipadに移行しましたが、自分の思い通りの場所に線が描けるアナログに近い感覚で描けると言う点でipadにして良かったと思います。

一つ不満があるとするなら画面の大きさがipadは最大13インチですが、
液タブは13インチから32インチと広く見えて使えるので作業効率が良いかもしれません。

これからデジタルイラストを描く人の参考になれば幸いです。

ではまた!

ABOUT ME
まーくいもの
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アルミニウム鋳造(ちゅうぞう)
YouTubeでアルミを溶かして何か作ってます。まーくいものと言います。 アルミ鋳造の動画を投稿を始めてから色々興味が出てき、製作物の販売・ブログ等を始め様と思います。今後はアルミニウム以外にもホワイトメタル・錫などを使ってみたいです。
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