鋳造
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アルミ溶解炉の作り方

ma-kuimono
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こんにちは
まーくいものです!

今回はアルミニウムを溶かす溶解炉の作り方を紹介します。

動画の方でも紹介しているのでそちらも良かったらぜひご覧ください。

これが絶対正しいやり方では無いので真似される方は自己責任でよろしくお願いします。
火を取り扱いには十分注意してください。

準備する材料

ここに書いてある物は必要最低限の物なので、
アルミを溶かして何か作りたいって人はこの他にも必要な物が出てきます。

アルミを溶かすだけなら費用は二万五千円で出来ると思います。

自分の好きな形の物を作りたいってなると
3Dプリンター鋳物砂が必要になってくると思います。
3Dプリンターが一番高価で四万円しました。

鋳物砂は自作出来るそうですが、自分は失敗したので
作る手間と時間を考えると買った方が早いかもしれません。

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美術出版エデュケーショナル

溶鉱炉の作り方

  1. 溶解炉になる容器の底にコンクリートを流す
    • 今回作った溶解炉には網を入れましたが日が経って無く、耐久性などはまだ分からないのでコンクリートと一緒に網を入れるかはお任せします。
    • 固まるまで一日放置
  1. 溶解炉の側面に通気口の穴を空ける
    • パイプを通す穴を空けます
    • 溶解炉の内側になる型にも穴を空けてパイプを通す
    • パイプを通す時は上から下にしておくと逆流してくる事は無いかと思います。
  1. 耐火コンクリートを流す
    • 流し込む時は振動を加えながら中の空気を逃がすと良いと思います。
    • 内側の型の部分になる所は固い物(百均のゴミ箱)で型取りした方が
      コンクリートを流し込んだ時に型崩れしないと思います。
  2. 溶解炉の蓋になる部分を作る
    • 溶解炉の蓋は百均の風呂桶などで型取り出来ると思います。
    • 内側を作る時もですが3Dプリンターがあれば型を印刷しても良いと思います。
    • 溶解炉本体と蓋が固まるまで一日放置
  1. 溶解炉の内側と蓋の型を外す
    • コンクリートが固まる前に形を整えて置けば
      この時に形を削って整える必要は無いと思います
  2. 耐熱塗料(スプレー)を塗る
    • 必要かどうか分かりませんが塗ればそれっぽく見えます
  1. 送風機と燃料タンクを取り付ける
  1. 試しに空焚きをして良ければ使用する
    • 今まで経験した事が無いですが空気が膨張して爆発しないとは言い切れないので
      最初は試験的に燃やすと良いと思います。

灯油バーナーの詳細

YouTubeでコメントで詳細を聞かれたのでショート動画を投稿しました。
僕がネットの動画を見ながら部品を買ってそのまま組み立てたので、
あまり詳しくは無いのですが参考になれば幸いです。
また分からない事があれば気軽に聞いて下さい!

コツ・こんな時は?

  1. この溶解炉のやり方で炭・コークスは使えるか?
    • このタイプの溶解炉で炭等を使って燃やした事が無いので分かりません。
      耐久性は問題無いと思います。燃料が違っても基本的な作り方は同じだと思います。
  2. 黒い煙が出る
    • 燃料に対して空気の送る量が少ない可能性があります。
    • 温まって無いと黒い煙が出ますがしばらく燃やすと白くなる事もあります。
  3. 溶解炉に火が付かない
    • 最初は溶解炉が温まっていないので火が付き難いです。
      溶解炉の下に鉄板等を置くと燃焼が良い気がします。
    • 風の送る量・灯油の場合は灯油を送る量で燃焼の仕方が変わるので微調整が必要です。
  4. 燃料は何が良い?
    • るつぼを何度も出し入れするなら灯油の方がやり易いと思います。
      炭・コークスはるつぼの周りに入れるか底に敷くと思いますが、その時一回だけ溶かすならそれでも良いかもしれませんが、何度も溶かすなら手間になると思います。
    • 炭とコークスでやる場合るつぼの周りにゴミが付き易いです。あとるつぼの耐久性が悪い様に感じました。(ボロボロになるのが早い?)

注意点

  • 安全な場所で作業を行い、ケガには十分注意してください。
  • 溶解炉の近くには可燃物を置かないようにしましょう。
  • アルミニウムの溶解温度は約660℃ですが、溶解炉はそれ以上の温度になる可能性があるため、耐熱性のある材料を使用してください。
  • 安全の為アルミを溶かす時は耐熱グローブと安全メガネをしてください。
  • 高温の溶解炉に水を掛けると危険なので天候にも気を付ける

まとめ

僕はネット上の溶解炉の作り方の動画を参考に何個か作りましたが長く使う事を考えるなら
耐火コンクリートを使う事を強くおすすめします。

石膏と砂を混ぜるやり方もありますが耐久性が悪いと思います。

左の物は石膏と砂を混ぜた物
右の物は耐火コンクリートで作った物

石膏と砂で作った物は雨ざらしで半年も持たなかったと思います。
耐火コンクリートの物は雨ざらしで錆・欠けがありますが二年経った今でも使えます。

ちょっとやってみたいって言う軽い気持ちなら石膏と砂の物でも良いかもしれませんが、
長期間使うなら耐火コンクリートをおすすめします。

動画も投稿しているので溶解炉を作る参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
まーくいもの
まーくいもの
アルミニウム鋳造(ちゅうぞう)
YouTubeでアルミを溶かして何か作ってます。まーくいものと言います。 アルミ鋳造の動画を投稿を始めてから色々興味が出てき、製作物の販売・ブログ等を始め様と思います。今後はアルミニウム以外にもホワイトメタル・錫などを使ってみたいです。
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